「ケガの直後」はこれを徹底!
こんにちは!やぎ鍼灸接骨院志木院です🐐
今回は急なケガの際、ご自身でできる応急処置についてご紹介します。
応急処置といえば学校で習った「RICE処置」を思い浮かべる方が多いのではないかと思います。
「RICE」なら知ってる!という方も、実際にご自身やお子さんなど身の回りの方がケガをした際に実践できている自信はありますか?
今回はそんな"なんとなくの知識"を"実践できる力"に変えるべく応急処置の具体的な方法までご紹介しますので、ぜひ保存版としてお使いください☝
ケガをしてしまったあと、一刻も早くスポーツや仕事に復帰したいという方も要チェックです!
★押さえるべきはこの4つ!
さっそくですが、今回取り上げる応急処置は「圧迫」「冷却」「挙上」「固定」の4つです。
いずれも一般的にご家庭にあるものや、100円ショップで購入可能なもので簡単に実践できることばかりです!
それぞれやり方のポイントを抑えて、より効果的な処置が行なえるようにしましょう!
(応急処置の内容については研究により年々進化していくため、今回はオーソドックスなものをご紹介いたします。)
★「圧迫」
まずは、応急処置の中で最も重要とされる「圧迫」の方法からご紹介していきます!

捻挫や打撲のあと、パンパンに腫れた経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「圧迫」はそんな腫れの原因となる内出血をできる限り抑えることに効果を発揮しますので、受傷後は速やかに行ないましょう!
スポーツ現場では「まずアイシング!」という風潮を感じることがありますが、アイシングは圧迫の上からでも十分な場合が多くあります。
切り傷で例えるなら、血がにじみ出る状態で冷やすよりも、まずは出血しないように傷口を押さえるイメージでしょうか。
では圧迫の具体的な方法を見ていきましょう☝
①ケガした部位を圧迫するためのパッドを作る。
②患部にパッドを当ててテーピングや包帯で軽く圧迫力を加えながら巻く。
捻挫の場合は、くるぶしの周りを囲うようにパッドをU字型にするなどの工夫をしましょう。
パッドがなくても身近なもので代用可能ですので、スポンジや丸めたハンカチ、アンダーラップ等をうまく利用しましょう!
画像では近くにあったやわらかい消しゴム3つでくるぶしをU字型に囲いました!
※強すぎる圧迫は神経を傷つけてしまうリスクがある為注意してください⚠
★「冷却」
次に、圧迫の上から行なう「冷却」の方法をご紹介していきます!

ケガしたところが周りと比べてとても熱くなっている...ジンジンして痛い...そんな時は氷を使ってアイシングをしましょう!
熱感や痛みは炎症が起こっているサインで、炎症はケガを治すために必要な反応ではありますが過剰な炎症反応は抑えたいものです。
そのため、余分な熱を取り除き、強すぎる痛みを抑えるための「冷却」が効果的とされています!
では冷却の具体的な方法を見ていきましょう☝
①氷嚢やポリ袋に氷を入れ、平らになるように敷き詰める。(保冷材を直接肌に当てると凍傷の恐れがあり危険です⚠)
②患部に当てて梱包用ラップやバンテージ等で巻き付ける。
③1セット15分程度を1時間おきに繰り返す。
範囲が狭い場合などはアイスマッサージなど、ほかの冷却方法が適していることもありますがまずは上記の基本のやり方を覚えておきましょう!
★「挙上」
次に、軽視されがちな「挙上」の方法を見ていきましょう!

圧迫や冷却に比べインパクトが乏しいのか意外と実施されることの少ない挙上ですが、
前述したように内出血による余計な腫れは組織のスムーズな修復を妨げる要因となりやすいため可能な限り抑えたいものです。
そのため、ケガの際は患部を心臓よりも高い位置に置き患部への血流量を減らすことが大切です!
日中は授業や仕事で挙上が難しいという場合は、就寝中だけでも積極的に行ないましょう。
では挙上の具体的な方法を見ていきましょう☝
①座位または寝た姿勢で患部が心臓よりも高くなるように、枕などの台の上にタオルやクッションなどを重ねる。
②患部をそっと乗せる。
圧迫やアイシングを行ないながら、挙上も併せて行なうようにしましょう。(就寝時は挙上のみ実施)
★「固定」
最後に、少し難易度の高い「固定」の方法を見ていきましょう!

突き指や手首を強く衝いた際などは固定をすることで、痛みの軽減や骨折があった場合のズレの防止に繋がります。
また肩や肘の脱臼の場合も、三角巾で吊ると痛みが多少楽になることがあります。三角巾が手元にない場合や使い方が難しい場合は、服の裾で手首から肘をくるむという方法もあります!
自身で行なう固定はあくまで医療機関を受診するまでの応急対応ですので、難しく考えず身近なもので簡易的に行ないましょう!
では、固定の具体的な方法を見ていきましょう☝
①骨折が疑われる場合 → 患部の上下の関節まで長さが及ぶ添え木をあて、包帯やタオルでとめる。
(指の場合は定規や厚紙、腕や足には筒状に丸めたノートや段ボールをあてるのがオススメです!)
②脱臼が疑われる場合→三角巾を広げ、三角形の頂点が肘にくるようにあてる。手首から肘までを布で覆うようにして首の横で端っこ同士を結ぶ。
三角巾の詳しい使い方は後日掲載いたしますので併せてご確認ください!
★まとめ
ケガをした際は、急性期と呼ばれる「受傷直後から48時間(2日間)以内の処置が、その後の治りを大きく左右する」とも言われています。
ですのでケガをしてからの48時間は、今回ご紹介した応急処置を根気よく続けましょう!
また、応急処置の後はなるべく早く整形外科や接骨院などの医療機関を受診し専門家の処置を受けましょう!
やぎ鍼灸接骨院にもスポーツでのケガで来院する学生さんや、日常生活での捻挫や転倒による骨折で来院される患者様が多くいらっしゃいます。
様々なケガに対応できる固定材の用意やスポーツドクターのいる整形外科との提携もありますので、急なケガの際は当院へぜひお越しください!

スタッフ一同、皆様のご来院をお待ちしております♪
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